■マクロの動作を表示しない(動作速度向上)
通常、マクロ実行時は処理状況を表示してしまうため、処理と画面表示の両方にCPUを使ってしまいます。画面表示をなくすことによって処理を早めることになります。
処理工程が多いプロシージャを実行する際は、ScreenUpdatingをオフにするかどうかで、処理速度が大幅に変わります。
逆に言うと、すぐ処理が完了するような場合は、あまり効果を発揮しません。
実際の記述について
下記のプロシージャのように、プロシージャのSubステートメントの後に
Dim i As Long
Application.ScreenUpdating = False
を記述し、本来行いたい処理を記述。
最後にEnd Subの前に
Application.ScreenUpdating = True
を記述してScreenUpdatingを元に戻してください。
VBA Sub test() Dim i As Long Application.ScreenUpdating = False ※ステートメント(実行する処理) Application.ScreenUpdating = True End Sub